協同ふじさきクリニックのご案内

所長あいさつ

所長の写真

当院は川崎協同病院の外来部門の役割を果たす目的で開設され、2005年6月から診療を開始しました。当時の国の医療政策は、入院医療は病院で、外来医療は診療所でという病院・診療所の役割分担を推進するというものでした。当初は内科・整形外科・皮膚科・在宅医療部門でスタートし、徐々に全科を移設する計画でしたが、諸般の事情で計画が遅れてしまいました。最近になり眼科、婦人科、そして2022年には健診部門が移設され、近々、透析部門が移設される予定となっております。
当院の理念は「全ての患者さんに平等に、いつでも、どこでも、親切で良い医療を提供すること」にあります。現在、医療を取り巻く情勢がめまぐるしく変化している中、今後の少子高齢化と人口減少を見据え、周辺の多くの医療機関と協力しながら、この地域で暮らす皆様の健康を守ることが重要な課題であると考えます。

当院では、患者様の状態に応じて、近接する川崎協同病院と連携し、外来および入院治療を提供する体制を整えております。また、介護の必要な患者様へは、川崎医療生活協同組合の運営する訪問看護ステーション、地域包括支援センター、デイサービス、介護老人保健施設、看護小規模多機能型居宅介護施設など各施設との連携をとり、医療と介護のきれ目のないサービスを提供できる基盤を構築しております。さらに、予防医療、地域の健康づくり活動などにも力を入れ、地域の皆様の健康の維持増進に寄与しております。
わたくしどもは、職員がそれぞれの立場を尊重し合いながら、相互の信頼関係のもとで患者様へ医療を提供することが大事であると考えます。長期的な視野に立った人材の育成により、患者様に満足していただくことのできる医療、看護を提供させていただくことをお約束いたします。また、組合員の皆様のご意見とご協力を賜りながら、地域から愛されるクリニックを目指し、職員一丸となって頑張ってまいります。
今後とも地域の皆様の期待に応えることができますよう、医療活動を全力で展開してまいります。ご指導ご協力を宜しくお願い申し上げます。

協同ふじさきクリニック 所長
桑島 政臣(くわじま まさおみ)

理念と基本方針

街並みの写真

基本理念

私たちは、地域のニ-ズに基づいた安全で信頼される医療・福祉を、
地域の皆さまとともにすすめていきます。

基本方針

01医療連携により、かかりやすく質の高い医療をおこないます。

  • かかりつけ機関としての外来医療、在宅診療、保健活動までを、他の保健医療機関や訪問看護ステーション、介護サービス事業所、行政等と連携しておこないます。
  • 川崎協同病院との連携のもと、いつでも対応できる質の高い医療を行います。
  • 高齢者医療・福祉・保健に積極的にとりくみます。

02安全で信頼される医療を行います。

  • 安全で質の高い医療を提供するために、チーム医療を徹底して追求します。
  • 医療福祉生協連の「いのちの章典」を実践し、インフォームド・コンセントを重視した医療を患者様とともにすすめます。

03職員にとって働き甲斐のある職場をつくり、患者様が安心して快適に療養できる医療環境を実現します。

04臨床研修病院である川崎協同病院と連携して、国民のもとめる医師・医療従事者の養成を行います。

05安心してくらせるまちづくりをすすめます。

  • 生協組合員をはじめ地域の人々と手を携えて、安心して子どもを産み育てられ、お年寄りがいつまでも住み続けられるまちづくりをすすめます。
  • 誰もが健康で平和な生活を送れるように、社会保障の充実と平和をまもる運動にとりくみます。

2005年5月23日 管理会議確定

医療福祉生協のいのちの章典

はじめに

日本生活協同組合連合会医療部会は「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めてきました。これらの活動を引きつぎ、2010年日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。
医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ、医療福祉生協連の設立趣意書の内容を基本にして 「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。
「いのちの章典」は、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。

医療福祉生協とは

医療福祉生協は、地域のひとびとが、それぞれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活協同組合法にもとづく自治的組織です。医療機関・介護事業所などを所有・運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の協同によって、問題を解決するための事業と運動を行います。

医療福祉生協が大切にする価値と健康観

私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。
私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。
いのちとくらしを守り健康をはぐくむための権利と責任
ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。

自己決定に関する権利

私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。

自己情報コントロールに関する権利

私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。

安全・安心な医療・介護に関する権利

私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。

アクセスに関する権利

私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。

参加と協同

私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めてこれらの権利を発展させます。

2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会
第3回通常総会にて確定

施設概要

名称 川崎医療生活協同組合 協同ふじさきクリニック
住所 〒210-0804 川崎市川崎区藤崎4丁目21番2号
電話 TEL.044-270-5131
沿革 2005年6月27日 開設
標榜科目 内科(一般外来・専門外来)、皮膚科、婦人科、眼科、訪問診察

交通アクセス

〒210-0804 川崎市川崎区藤崎4丁目21番2号(Google map

川崎医療生協本部(協同ふじさきクリニック4階)

川崎協同病院から徒歩2分

周辺マップ

最寄りの駅

JR川崎駅(東海道線、京浜東北線、南武線)、京急川崎駅(京浜急行)

川崎駅からの交通手段

川崎駅東口 地下街「アゼリア」
バス乗り場から乗車、「藤崎4丁目」下車

乗り場 系統名 行き先 運行バス会社
14番 川10 「水江町」「塩浜2丁目」
「塩浜」「ゼロ・エミ工業団地」
川崎市バス
7番 川23 「大師」 臨港バス
1・2番 川21 「水江町」「エリーパワー」
「塩浜2丁目」
臨港バス

神奈川バス案内WEB

http://www.kanagawabus.or.jp/index.html